徒然なるままにラノベを書いてみんとてするなり

気ままにライトノベルを書いていくブログです。

キャラ会話調日記8/9

「今日もなんでも良いから書いていくか!」


「あ、ラノベ隊長。仕事から帰ってすぐなのに元気ですね」


「当たり前だ!だって20時に帰ってこれる日が一体月何日あると思っているんだ!」


「いきなりヘヴィなこと言わないでください」


「平均22時とかだぞ!よっぽど体力有り余ってないとそっから物書きなんてできるか!」


「でも休みは土日ありますよね?」


「あっはい……」


「平日書けない言い訳がそれですか……?」


「いえ、生意気言いました。帰ってすぐ寝たら朝に3時間は執筆時間できます」


「要はやる気の問題ということですね」


「詰めすぎると苦行になるんだよぉ……」


「わかりますよ。無理に「やらないと」でやって身につくものはたかが知れてます。何かを習得したければ「やらせてください」くらいの勢いが無いと」


「ヤらせてください!」


「隊長の右手に嫉妬されるので却下で」


「永遠の恋人強い!」


「馬鹿なこと言ってないで、隊長は実際「書かせてください」レベルで小説を書きたいと思ったことあるんですか?」


「……正直、時間があったらいくらでも書いていたいレベルでは好き」


「時間」


「仕事があって、休憩して、ご飯食べて、風呂入って、残り1時間?書けて2000字?一日たった2000字だけで投稿作できるまでに一体何ヶ月かかるというのか」


「じゃあ土日はどうなんですか?」


「一日頑張れば2万字書くこともできる」


「2万字!すごいですね!それなら2週間ちょっとで一冊書けますよ!?」


「でもその次の月曜日、死ぬほど辛い」


「夜更かしするからですか?」


「違う。執筆中にコーヒーとか飲んで、集中して物語にのめり込むから、夢から冷めた感じになって現実に迎合できない状態になる」


「中二病乙」


「かっこよく言ったが、ぶっちゃけると仕事中に小説の続きが思い出されまくって、できもしないの強制マルチタスクさせられているみたいでまともに仕事にならない」


「それは大問題」


「うむ」


「平日書けない分2日中パソコンの前ですからね」


「しかも平日に入るからそれから5日間はまともに執筆ができない。鉄は熱いうちに打てというが、土曜日から書き始めて、熱くなり始めるのが日曜日の昼頃から。絶好調の日曜日の夜に寝たら、月曜日で完全に冷めきる」


「うわぁ」


「まともに書き続けられたもんじゃない」


「平日に少しでも書けたら違ってくると思うのですが」


「だからこうやって、適当な会話をだらだらと記入していっとるのだ」


「え!! いつのまにっ!」


「ふははは 君のセリフはすべて筒抜けだ! 恥じるがいい」


「もっとわたしをみてッッッ!」


「承認欲求高い目の方だったか」




「――それで隊長」


「戻ったか」


「この構成もなしの即興劇じみた会話を書くだけで執筆の訓練になるんですか?」


「なるかならないかではないな。何もやってこなかったんだから、確実にプラスにはなってるはずだよ」


「ちゃんとした小説をプロットから書いたほうが力つかない?」


「もちろんちゃんとした小説を一から書いたほうが力はつくかもしれない」


「だったら」


「そうやって、何もできずに4年だからな。もうまっとうなやり方でできるとは思わないほうがいい」


「ううう……」


「プロット、構成には結構時間かかるものがあるし、それまでに毎日執筆の習慣ができてないと、やっぱりプロット書いただけになってしまう。それを回避するために先に文字打ちの練習をし続けるんだよ」


「下地つくりですか」


「小説家にも下積み時代があっていいだろ」


「写経とか」


「写経は気力がいるんだよね」


「まあ写経じゃなくても、会話劇は会話の練習になりますからね」


「なるか?」


「ならなくてもいいんですよ。ただの考えて文字を打つ練習だと思ったらいいんでしょ?」


「だな」


「ちなみにどこかに投稿予定とかあります?目標があったほうが、頑張れるかもしれませんから」


「富士見ファンタジア文庫かな」


「大手ですね」


「電撃かファンタジアか迷ったけど、電撃は賞の周期が一年だし長い。ファンタジアは半年に一回だから、6ヶ月に一冊かけるスケジュールでコンスタントに回すつもりだよ」


「言いましたね」


「そろそろ本気で賞に投稿しないとね」


「またなんで?」


「もうそろそろ30なんで……」


「oh……」


「あまり遊んでられないかもしれないから。プロになって副業にできるなら目処がほしい」


「生活感漂う理由ですね」


「職場でもむの――」


「はいはい鬱展開はクラッシュしましょうね~~」


「はっ。俺は一体……」


「仕事の暗黒面に落ちかけてましたよ」


「まじか。こわいこわい。あれに落ちたらまじで活力気力からなくなるからな。小説なんか一文字もかけんくなる」


「寝ることが唯一の娯楽になってしまうところでしたね」


「小説書きてーーーーーーーーー!!」


「鬱を吹き飛ばす活をいれたところで、今日はタイピングの練習をしましょうか」



「タイピング」


「一時間に2000字しか書けないのはタイピング速度と正確度が低レベルだからです」


「うっ」


「だから、プロット考えながら、雑文書いて練習、タイピングで基礎体力アップを狙いましょう」


「やるぞーーーーーーーーーーー!!!」


「がんばれ♥がんばれ♥」


「ヤらせてください!」


「だめです♥」


「嫌な顔しながら~~?」


「嫌な顔だけしますよ?」


「ごめんなさい」


「よろしい。右手の恋人で自分をファックしていいぞ」


「まさかのフィスト!?」